研究開発支援専門部会 修部


(専門部会番号05)研究開発支援専門部会(西田裕介)

この度,静岡県理学療法士会専門部会の中に会員の方々が広く研究を推進できるよう支援することを目的として研究開発支援部会を立ち上げることとなりました.現在,全国理学療法学術大会における研究演題数は年々増加しており,当会会員の方の発表数も多く,また,静岡県理学療法士学会では若手理学療法士による演題発表も多くされるようになってきております.しかし,当会会員の学術誌への投稿論文数はまだ少なく,発表内容も症例検討といった内容が多いのが現状であることも事実です.周知の通り,理学療法士会員数は劇的な変化を遂げており,年間約8000人の新人理学療法士が誕生する時代となってきております.そのような中,従来行われてきた先輩が後輩の技術面や学術・研究面を指導するといった機会が少なくなってきている現状があります.

そこで本部会では,従来行われてきた先輩が後輩を指導する機会を少しでも増やせるよう,これまでの講演会中心の研修会ではなく,定期的なリサーチミーティングの開催などを計画しております.具体的には,研究計画の立案・実施,データ解析から学会発表,論文作成までの一連の研究過程を支援していく内容であり,これらの活動により,県士会の学術活動が活性化し,その結果,県士会全体の学術力向上へ繋がるものと考えております.また,本部会が研究活動を通じて施設間,世代間を越えた従来の先輩理学療法士と若手理学療法士の関係の構築の手助けやその橋渡し役になれればとも思っております.研究活動は理学療法の科学性を確立するために必要不可欠なものであり,また,私たちは,日々の理学療法学の進歩に伴い生涯を通じて研鑽を続けなければなりません.各個人が研究を通して理学療法を見つめ直すことで初心を思い出し,さらには,理学療法の未来に活力を見出していけるものと思います.

研究開発支援専門部会ホームページこちら

〔活動計画〕
1.リサーチミーティング開催 研修会のお知らせ
内容:1)具体的な研究計画の方法やデータ解析の方法等に関するフリーディスカッション
    2)各自が興味のあるテーマを分類し,グループワーキング
2.静岡県理学療法士会ホームページでの「研究相談窓口」の開設
静岡県士会ホームページに「研究相談窓口」を開設し,研究活動に関して広く会員の方が相談できる場を設けます.相談内容やそれに対する研究部会からの回答なども,相談者本人の承諾を得てホームページ上で紹介し,さらに外部からの意見も取り入れるようにしたいと考えています.
3. 静岡県理学療法士会員の研究活動状況の調査
静岡県理学療法士会員のこれまでの研究状況や現在の研究活動,研究を行うに際しての問題点などを把握することを目的に,アンケート調査を実施します(「ゆまにて99号」に同封).アンケートにて得られた結果は,県士会ニュース「ゆまにて」および理学療法士関連学会にて報告する予定です.
4. 平成17年度静岡県理学療法士学会でのセミナーの開催
研究開発支援部会部員の方で,平成17年度静岡県理学療法士学会へ登録した方の中から1名の方に「研究計画の立案とデータのまとめ方:本大会1演題を通して(仮題)」というタイトルにて,研究活動の流れを紹介するセミナーセッションを行う予定です.
研修会など,具体的な活動日程などについては詳細が決まり次第,ホームページでお知らせをします.また,会員登録者には,登録部会より直接,ご案内申し上げます.