交通事故
車やオートバイを運転する人しない人、年齢・健康状態に全く関係なく、切断・脊髄損傷・骨折・頭部外傷などに不意に見舞われるのが交通事故です。
生活習慣病
脳卒中・心筋梗塞・ガンは、その死亡率の高さ、より高度で長期な医療を必要とすること、そして患者の年齢層の広さにおいても現在最も危険性の高い疾患です。
スポーツ障害
学校スポーツや企業・地域・レジャースポーツなど、人口・年齢層ともに広がる中で、膝・腰・肩にかかわるスポーツ障害が増加しています。
高齢化
腰や膝の痛み、ちほう、骨粗しょう症、骨折など、高齢者は入院・通院・在宅を問わずさまざまな医療・介護を必要としています。
その他の障害
リウマチ・パーキンソン病など、困難で長期の医療を必要とする病気も少なくありません。
小児疾患
脳性麻痺・筋ジストロフィー症等の肢体不自由や精神遅滞など、精神運動発達障害をもつ子供たちは少なくありません.
理学療法とは、病気・ケガ・寝たきりなどによって身体が不自由となった人々に対し、身体と心の両面から機能回復・維持をはかる医療の一つです。
 実際には各個人の状態を調べて全体像(身体機能・心理面・リスクなど)をつかみ、適切な治療方法・目標を設定後、治療を進めて行く医療です。
 こうした理学療法は専門の理学療法士によって、病院を中心に地域や介護する家族への指導(住宅改造への助言・デイケア・訪問リハなど)、最近では予防医学に対しての助言など幅広い範囲で行われています。
これからの国家資格、これからの仕事
 病気やケガによる「障(傷)害があること」は、これまで一部の人の特別なものと思われがちでした。しかし、現在では、誰にでも起こり得ることとして受けとめられています。そのために、理学療法士を志す人々が増えています。これらの人々は大学や専門学校において様々なことを学び、国家資格の取得を目指しています。
家庭でも、地域でも
 理学療法士は医療機関の中だけで仕事をするのではありません。地域のデイケアセンターや保健福祉センター、ホームヘルパーやボランティアへの指導、訪問理学療法、家屋改造、そして車いすや補装具を作る上でも関わりを持っています。
 障害を持つ人々がもとの生活に復帰し、さらに新たな人生を歩み始めるためにも、様々な場面での理学療法士の活躍が期待されています。
さまざまな産業と結びつく
 障害者や高齢者、そして介護者にとって、住宅環境や生活環境、自動車での移動、多くの人々との情報交換、緊急時の通信システムなどをどうすれば便利なのか―理学療法士はこうした情報の提供もしており、医療現場だけではなく、他の産業界とも強く結びついています。
「与える医療」から「支える医療」へ
 病気やケガ、障害に立ち向かうのは最終的には障害を持った本人であり、そこには本人の考えや判断が配慮されなければなりません。
 そのために単に「与える医療」ではなく、障害を持った人々やその介護者と心を通い合わせながら進める「支える医療」―つまり私たち理学療法士の仕事が、今後ますます必要となることでしょう。
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2003.5.28

SPTA PT週間実行委員会